お金

“つけない”家計簿!?めんどくさがり屋でも継続できる家計管理の自動化術

どうも、おっくです!

お金があれば多くの事を解決できる資本主義時代。

家計をちゃんと管理してお金を貯めたいとは思うけど、めんどくさいし続けられる気がしない。。。そんな悩みを周りからよく聞きます。

その気持ち、とてもわかります。

このページで紹介するのは、超めんどくさがり屋の僕が5年前に考案した、誰でも簡単に家計管理を継続できてしまう、家計管理を自動化する方法です。

実際に5年間使ってみた結果1,000万円の資産形成ができた方法を、家計計画の実例を交えて解説しているので、是非参考にしてみてください。

家計簿=支出を把握するツールという勘違い

家計簿と聞いてどんなイメージが思い浮かびますか?

レシートをためて、食費、交際費、家賃、光熱費、生活費と振り分けて、何にいくらのお金を使っているかを事細かに把握するイメージでしょうか。

もしくは最近は家計簿アプリもたくさん出ているので、スマホで家計簿をつけているところを想像するかもしれません。

もちろん家計簿のつけ方に正解はありませんし、そのやり方でうまく家計を管理できる人もいるでしょう。

しかし、一つだけ断言できることがあります。

我々めんどくさがり屋が、そのような一般的な家計簿を継続できるはずがない!

というかそもそも非効率すぎてやる気すら起きませんよね。。。

そこでおすすめなのが、支出を事細かに把握するのではなく、「家計計画」とし事前に毎月何にいくら使うかをて決めてその通りに生活するスタイルです。

そもそも家計管理には収入の配分を定める「家計計画」と、実際に計画通りに支出が抑えられているかの「支出の把握」の二つの作業に分けることができます。

実は重要なのは「家計計画」の方なんですよね。

「家計計画」をしっかり作ってその通りに生活をすることを習慣化すれば、一番めんどうな「支出の把握」はかなり大雑把でも問題なく資産を形成することができます。

ある意味家計計画の奴隷として生きていくスタイルでもあるので一見窮屈そうですが、実際にやってみるとゲーム感覚で取り組めて意外と楽しいですよ。

予定通りに増えていく資産を見ながらニヤニヤしたり、計画通りに自分を制御して自律できている感覚が謎の自信にも繋がりますし。

それでは早速、家計計画作りのポイントを見ていきましょう

家計管理を自動化するたった1つのポイント

支出の把握を効率化するポイントはズバリ「毎月の変動費をクレジットカードで支払うこと」。これだけです。

拍子抜けさせてしまったかもしれませんね。

でも本当にこれだけで支出がほとんど自動的に把握できてしまうんです。

なぜなら、スマホのクレジットカードアプリで見れる支払履歴がそのまま家計簿の役割を果たしてくれるからです。

僕が実際に現在使用している家計計画表をご覧ください。

三菱UFJ銀行を生活口座、住信SBIネット銀行を積立口座として、2つの銀行口座を利用しています。(SBI一つにまとめたいけど勤め先の給与支払がUFJ指定のためやむなく)

僕は毎月のクレジットカード使用金額の上限を17万円に設定しています。

その内訳は、毎月大体同じ金額になる電気・ガス・水道、通信費、spotify/netflixなどの半固定費が2万円、積立投資が5万円、生活費、美容/ファッションなどの変動費が10万円です。

クレジットカード払いに設定している半固定費や積立投資、その他の支払い方法の固定費、積立投資・積立貯金はおよそ一定の金額になるので、変動費の10万円を超えないようにさえ気をつけておけば、毎月7万円の資産が形成できる設計にしています。(SBI銀行の積立口座はいずれ使うための貯金なので資産とは捉えていません。)

変動費にはスーパーの買い物やAmazonで購入する生活用品、交際費や娯楽費、理容美容など、固定費以外の多くの生活費を含んでいるので、お金の使い方次第で支出額がもっとも上下するのがこの項目になります。

この変動費を家計計画どおりに抑えられるかどうかが、そのまま家計管理の勝敗となります。

つまり、変動費をクレジットカード払いにまとめてしまうことで、「毎月のクレジットカードの使用上限さえ超えなければ常に家計計画どおりの資産形成が可能」という構造が出来上がったということですね。

この構造を作って、変動費をクレジットカード払いにしてしまえば、スマホのクレジットカードアプリでいつでも簡単に必要な支出を把握できるようになります。

あなたがレシートを集めたり、家計簿アプリに入力したりする代わりに、クレジットカードアプリが勝手に漏れなく家計簿をつけてくれる訳です。

とても便利なので是非取り入れてみてくださいね。

(資産形成を加速するための家計計画のコツや家計計画の詳細説明は別記事にまとめるので、楽しみにしておいてください)

家計計画通りに生活するコツ

さて、ここまでで毎月の変動費をクレジットカード払いに変更するだけでクレジットカードアプリが自動的に家計簿をつけてくれる構造と、その便利さがわかって頂けたかと思います。

あとはクレジットカードの使用上限内で生活をやりくりすれば、計画通りに資産形成が進んでいく訳ですが、意識していないとついつい浪費してしまいますよね。

めんどくさがり屋さんに効果的な、支出を計画通りに抑えるために必要最低限のコツをまとめておきましたので、よかったらこちらも参考にしてください。

コツその①:平日に使えるお金、休日に使えるお金を把握しておく

「月に10万円使える」という認識でいると、1日あたりどの程度使えるのかいまいちピンときません。

なので、1日にどの程度お金を使っても大丈夫なのかをイメージできるくらいに、10万円を分割して把握しておくことが有効です。

僕の場合、変動費の内生活費が7万円、美容/ファッションに3万円と事前に割り振っています。

さらに生活費の7万円の内訳として、休日と平日にさらに割り振って把握するようにしています。

週末は友人と飲みに行ったり、サウナや外食、マッサージを楽しんだり、旅行に行くこともあるので、週末は1万円は必ず使うと初めから計画に入れておいて、1万×4週間=4万円は休日の予算としています。

なので平日予算は3万円。大体平日は月に22日くらいあるので、1日あたりの予算は約1,300円です。

これくらいまで予算を分割して把握しておけば、今日1日がプラスだったのかマイナスだったのか、感覚として把握できるようになります。

「平日に1,000円のランチを食べたから夜は自炊で節約しよう」

「休日に旅行に言ってお金を使いすぎたから平日は質素に暮らそう」

このような日々の支出の調整意識が働けば、家計計画の成功確率はグンと上がりますよ。

コツその②:月に一度はクレジットカードアプリで支出を眺める

コツ①はいわば1日単位や週単位の調整のコツでしたが、コツ②は月単位の調整のコツといったところでしょうか。

いくらクレジットカードアプリが自動で家計簿をつけてくれているとはいえ、それを一日単位や週単位でいちいち細かく把握しようとしたら結構なストレスになります。

なのでクレジットカードアプリを開くのは月に一度くらいがちょうど良いんですよね。

1日単位や週単位でなんとなく感覚で調整して支出のバランスを整えた結果、実際の支出はいくらだったのかを、月に一度だけアプリで実数を把握するイメージです。

「先月結構使ってしまった感覚があったけど意外と計画内に収まってるな」

「結構切り詰めたつもりだったけど飲み会が重なって意外とオーバーしているな」

このような1ヶ月の振り返りを行って支出に対する感覚を磨いていくと、徐々に意識しなくても計画通りの支出に抑えられるようになってきますよ。

コツその③:ストレスがなくなるように家計計画を調整する

コツ①とコツ②を実践した結果、計画通りに支出を抑えられない月が3ヶ月以上続いてしまうようなら、少々無理しすぎな計画になっている可能性が高いです。

家計計画を実行可能な内容に変更するタイミングかもしれません。

生活費により多く予算を配分できるように下記の内容を確認してみてくださいね。

・サブスクや通信費などの固定費の見直し

・積立投資や積立貯金の減額

・一番大きな固定費になりがちな家賃を下げる(引越し)

ここまでやっても毎月赤字になってしまうなら、欲望に対して収入が見合っていないということです。

その場合は欲望を抑えるメンタルコントロールを身につけるか、収入を増やすかといったアプローチが必要になります。

それもまた別の機会に記事にまとめようと思いますので、気長に待っていただけると嬉しいです。

めんどくさがりやがうまく計画を実行して習慣を継続するためには、とにかくめんどくさいことをやらなくても上手くいく「環境」を作ることが大切です。

今回はクレジットカードアプリで家計簿を自動化して、たまにアプリを眺めているだけで資産形成が計画通りに進む家計計画について紹介しました。

一度作ってしまえばその後の人生がずっと楽になる方法です。

サクッと行動して、より良い未来を作っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!